寒い季節には必須のコートとセーター。値段が高いコートやセーターなら迷わずクリーニングに出しますが、何年も使っているコートだと自宅で洗うかクリーニングに出すか迷いますよね。また、自宅でコートは洗えるのかも気になると思います。
そこで今回は「自宅でコートやセーターは洗えるのか」「洗い方のコツ」について解説していきます。
また、寒い季節が過ぎて暖かくなってくると収納をするにしても、どうしても保管場所がかさばったりして邪魔になりますよね。そこでおすすめなのが宅配クリーニングです。
自宅でコートやセーターって洗えるの?
最近では、節約のために「クリーニング店を利用しないでなるべく自宅で洗えるものは自宅で」と考える人が増えています。
今は洗剤や柔軟仕上げ剤などのハイテク化もあって、自宅でもかなりのクオリティで洗濯をすることが可能です。また、洗濯の仕方などもネットで簡単に情報収集ができるので目から鱗が落ちるってことも多いのではないでしょうか。
ウールマークやドライマークがあっても自宅で問題なく洗濯できるものが多いです。縮みなども気をつけて処理をすれば、防げます。洗濯のたびに生地が傷んでしまったら本末転倒ですので、その部分だけは気をつけてください。高級なもの、特別な材質のものは、やはりプロのクリーニングに任せたほうが安心だと知っておきましょう。
最も注意してほしいことが、成分中にカシミア、モヘア、アンゴラなどが入っている場合は自宅で洗濯をすることはおすすめしません。せっかくの質感が損なわれてしまう可能性があります。そのため、それら成分が入っている場合はクリーニングに出しましょう。
コートやセーターを洗うコツ
自宅でコートやセーターを洗う際には、市販されている中性洗剤を使用します。基本的には薄めて使い、手洗いします。全体をやさしく洗い、汚れの強いところは原液をつけて指でなじませて洗ってもいいでしょう。
全体を20回くらい押し洗いしたあと、つけおきをしておきます。10分ほどつけておくといいでしょう。そのあと水でやさしくすすいで洗剤成分を洗い流します。
十分落ちたと思ったら、柔軟仕上げ剤を入れてまたすすぎ、その後軽く水気を切ってください。干すときは平干しや陰干しが基本です。繊維を傷めないように、また型崩れしないように干してください。
コートがナイロンやポリエステルの場合は、自宅で洗えるものがほとんどです(タグはしっかりと確認しましょう)。最近のファストファッションで売っているものは、コートも自宅で手洗いできて便利ですね。そうした機能性が高いところが人気の秘密なのかもしれません。
ファーの部分だけ取り外して、ぜひ自宅でコートやニット、セーターなどを洗ってみてください。丁寧に洗えばプロ仕上がりにも見劣りしませんし、節約にもなりますよ。
また、染み抜きのテクニックやウールの素材の洗い方など、昔に比べて今ではネットで様々な洗濯情報があふれていますので、自宅でデリケートな衣類を洗うことは決して難しくはないはずです。ときにはクリーニングのプロの技術も必要ですが、自宅で簡単に洗濯を済ましてしまう裏技も、知っておくと大変役に立つこと間違いなしです。
寒い季節に必須のコート、かさばるコートのクリーニング
寒い季節には必須のコートですが、クリーニング料金が高かったりして、なかなか頻繁にクリーニングには出せません。また、繊細な素材をつかっている場合は、安いクリーニング店に出すと繊維を傷めてしまう場合もあります。
そのときは特別な素材のクリーニングを頼まなければならず、なかなか維持費もクリーニング代金もかさんでしまいますね。そんなときに便利なのが「宅配クリーニングとその保管サービス」です。
コートなど季節を選ぶ衣類は、冬など寒い時期、または寒い場所への旅行時にしか使いませんので、クリーニングを頼みがてら必要ない時期はクリーニング店に保管してもらうことができます。
一般の店舗では引き取りが基本なので、長期に渡る保管の場合には、受け渡しが保証されない場合もありますが、宅配クリーニングは保管も込みで受け入れてくれる、しかも保管サービスも無料の場合があります。これはスペースや置き場所に困っている人には便利なサービスです。
コートは宅配クリーニングで保管もできる?
コートはウールやカシミヤなどの動物の毛を使うなど、かなり繊細な材質や生地でつくられていることが多いので、虫食いなどの被害に合いやすいものです。お気に入りでクローゼットの奥のほうに大切にしまいこんでいたつもりが傷んでしまったり、虫食いがあったらかなりショックなものです。
もし、クリーニング店のような管理の行き届いた部屋で保管してもらったら、湿度や温度や虫食い対策などしっかりしていますので、保管による懸念を減らすことができます。
サービスで無料で保管してくれるところと、サービス料を別途徴収するところもありますが、いずれにしろ保管期間を考えると価格的には安いです。
また、コートだけではなく冬物の羽毛布団や布団など暑い時期には必要ない、なおかつ押入れの場所塞ぎになってしまうものは宅配クリーニングしてもらい、そしてその後の保管まで頼んでしまえば一石二鳥となります。部屋のスペースをしっかり確保することも大事です。
まとめ
自宅のスペースを有効利用するためにも、宅配クリーニングは最大限に使うべきだと思います。その発想がなかった人は、これを機にぜひ、宅配クリーニング後の保管サービスのことも考えてみてはいかがでしょうか。
かさばる衣類、保管が難しい衣類、布団などをクリーニング、そして預けてみると非常に便利ですよ。大事な衣類、羽毛布団だからこそ、プロの技術が光るクリーニングを受け、その後自社倉庫で預かってもらいましょう。